ゴールデンカムイ―北海道刺青囚人争奪編 聖地スポットなロケ地 小樽

北海道の大自然を舞台に繰り広げられる金塊争奪戦を描いたドラマ「ゴールデンカムイ ―北海道刺青囚人争奪編―」。この作品では、物語の舞台となった実際の場所がファンにとっての「聖地巡礼」のスポットとして注目を集めています。特に、小樽や網走といった地域は物語の中で重要な役割を果たし、歴史的背景や美しい自然とともに、ファンが訪れたい巡礼地となっています。

囚人たちが隠れ潜む場所として住みついた小樽

小樽は、物語の中で囚人たちが隠れる場所として描かれ、石造りの倉庫群が並ぶ小樽運河や歴史的建造物が数多く登場します。
小樽は「ゴールデンカムイ」において、物語の中で囚人たちが隠れ潜む場所として重要な役割を果たしています。主人公・杉元やアシㇼパが小樽で様々なキャラクターと遭遇し、物語が大きく展開される場所でもあり、囚人たちが逃亡生活を送るための拠点となり、金塊争奪戦が繰り広げられる舞台の一つです。

また、小樽は実際の歴史的背景に基づいた都市であり、明治時代以降に北海道の経済的な発展を支えた港町として栄えました。

小樽の歴史的な建造物

小樽は歴史的に重要な建物が多く保存されている町です。以下の場所は、特に訪れるべき魅力的なスポットです。

  • 小樽運河: 小樽の象徴ともいえる運河は、かつて港湾都市として栄えた小樽の物流拠点でした。現在ではその美しい石造りの倉庫群が観光名所となっており、歴史を感じさせる風景を楽しむことができます。夜にはライトアップされ、幻想的な雰囲気が漂いますのでお勧めです。
    劇中では、港で武器を仕入れているシーンの背景に描かれている建物として使われているようです。
  • 小樽市鰊御殿:
    かつてニシン漁業で栄えた小樽の文化を象徴する場所として、漁師たちの生活や文化がわかる展示がされています。小樽市鰊御殿(旧青山別邸)は、明治・大正時代にニシン漁で財を成した青山家が建てた豪邸で、国の登録有形文化財に指定されています。木造2階建てで、敷地面積は約1500坪、建坪は190坪です。金に糸目をつけず、当時最高の銘木をふんだんに用いており、「北の迎賓館」とも称されています。庶民の私には、どれだけ儲けたのか想像もつきません。
  • 旧日本郵船小樽支店: 1906年に建設されたこの洋風建築は、小樽が貿易港として栄えた時代の名残を感じさせます。内部は豪華な内装が施され、当時の貿易の繁栄ぶりを今に伝えています。1巻収録の第3話よりこちら。

原作の漫画では、第1巻第三話で杉元が、小樽の町に足を踏み入れた時、背景に使われているのがこの旧日本郵船小樽 支店です。明治39年に落成したこの建物は、石造2階建てになっ ていて、当時では珍しい建築だったと思いますね。明治の職人の優れた技術をみることができる建築物ではないでしょうか?訪れる価値ありです。

  • 旧名取高三郎商店
  • 1906年に建設されたこの洋風建築は、小樽が貿易港として栄えた時代の名残を感じさせます。内部は豪華な内装が施され、当時の貿易の繁栄ぶりを今に伝えています。

まとめ
小樽は、港町としての歴史だけでなく、映画やドラマの撮影地としても多くの観光客を惹きつけています。古き良き建物が並び、街全体がノスタルジックな雰囲気に包まれており、歩いているだけでタイムスリップしたかのような気分を味わえます。また、海鮮グルメやガラス工芸品、洋菓子など、観光客向けの魅力的なスポットも多く揃っています。

「ゴールデンカムイ」のファンにとっては、作品の世界観とリンクする場所が多く、巡礼地として訪れてワクワクを楽しんでください。

 

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