ゴールデンカムイ ―北海道刺青囚人争奪編　第3話「道連れ」

ゴールデンカムイ 北海道刺青囚人争奪編―第3話「道連れ」あらすじ

杉元佐一（山﨑賢人）は、アシㇼパ（山田杏奈）と白石（矢本悠馬）と共に、新たな刺青囚人を追う旅の途中で、アシㇼパの父・ウイルクの旧友であるアイヌの男、**キロランケ（池内博之）**と出会います。キロランケは、アシㇼパが捜し求める「のっぺらぼう」と深い関係を持つ人物であり、その存在が物語に新たな謎をもたらします。

アシㇼパは、ウイルクが本当に「のっぺらぼう」であるのか確かめるため、網走監獄へ向かう決意を固めます。杉元たちは、敵である第七師団の本拠地・旭川を避け、道南から網走へ向かうルートを選択。一方、アシㇼパは谷垣（大谷亮平）に祖母フチを託し、旅立つ準備を整えます。

その頃、療養中の谷垣がいるコタンには、**尾形百之助（眞栄田郷敦）**と二階堂（栁俊太郎）が迫ります。尾形は第七師団から離反し、谷垣を追ってコタンに現れ、緊迫した対決が繰り広げられます。尾形と第七師団の銃撃戦は圧巻の迫力で描かれ、谷垣が戦場で培ったサバイバル能力が試されるシーンが見どころです。

さらに、キロランケが持つ小刀（マキリ）やたばこ入れなど、アイヌ文化に根ざした小道具の細部にまでこだわった美術も、視覚的な魅力を引き立てています。

このエピソードは、物語の核心に近づく重要な回であり、各キャラクターの複雑な人間関係と葛藤が描かれるとともに、新たな冒険の幕開けを告げる内容となっています。次回は、さらに波乱を予感させる「殺人ホテル」が舞台となります。